近年は急速冷凍機の性能が向上し、作りたてに近い品質を維持したまま冷凍保存できるようになりました。そのため、飲食店や食品メーカーだけでなく、お弁当を販売する事業者からも注目されています。本記事では、お弁当に向いている急速冷凍の種類や冷凍時のポイント、導入によるメリットについて紹介します。
幅広いお弁当に対応できる急速冷凍機
急速冷凍機は、食材へのダメージを抑えながら短時間で凍結できるため、さまざまなお弁当や料理に活用されています。実際に導入した企業では、品質維持だけでなく販路拡大や業務効率化など、多くの成果につながっています。
ご飯を使ったお弁当や海鮮系メニュー
焼肉弁当や鶏肉・豚肉を使ったお弁当はもちろん、海鮮丼やお寿司などのご飯ものも急速冷凍に適しています。急速冷凍機メーカーの導入事例では、海鮮丼専門店が急速冷凍機を導入し、熟成したマグロやサーモン、タイなどを一番おいしい状態で急速冷凍していることが掲載されています。ご飯や魚介類も、おいしさを維持したまま商品化できることがわかります。
うどんやそばなどの麺類
急速冷凍は、お弁当だけでなく麺類にも活用できます。うどんやそばは、一般的な冷凍では食感が変わりやすいメニューですが、急速冷凍なら品質を保てます。調理した料理をおいしい状態で保存できるため、飲食店の冷凍商品や通販向け商品としても展開しやすいです。
カレーや中華弁当など多彩なメニュー
カレーや麻婆豆腐、炒めものなどを詰めた中華弁当やエスニック料理も急速冷凍に向いています。急速冷凍機メーカーの導入事例では、温浴施設が電子レンジで温めるサウナ飯としてカレーを急速冷凍し、野菜から水分が出たり香りが落ちたりすることなく、できたてに近い品質を維持できたと紹介されています。このように調理方法や具材を工夫すると、多くのお弁当や料理を急速冷凍の商品として販売可能です。
お弁当を急速冷凍するときに意識したいこと
急速冷凍機で品質の高いお弁当を作るには、冷凍するだけでなく解凍方法まで考えることが大切です。解凍の仕方によって、ご飯の食感やおかずの風味は大きく変わります。せっかく急速冷凍でおいしさを閉じ込めても、適切な方法で解凍しなければ本来の品質をじゅうぶんに引き出せません。
冷蔵庫でゆっくり解凍しない
急速冷凍したお弁当は、冷蔵庫で時間をかけて解凍する方法にはあまり向いていません。とくにご飯は水分のバランスが変わりやすく、炊きたてのような食感や風味が失われる原因になります。そのため、お弁当全体を解凍する場合は、電子レンジや自然解凍など、メニューに合った方法を選ぶことが大切です。
また、しっとりとした仕上がりを目指す場合には、スチームコンベクションオーブンを活用する方法もあります。料理に合わせて最適な解凍方法を選ぶなら、急速冷凍のメリットをじゅうぶんに活かせます。
食材に合わせて解凍方法を使い分ける
お弁当の種類によっては、すべてを同じ方法で解凍するのではなく、具材ごとに解凍方法を変えることで、さらに高い品質を維持できます。たとえば海鮮丼やお寿司では、ご飯は電子レンジで温め、マグロやサーモンなどの魚介類は自然解凍でゆっくり戻す方法が適しています。それぞれの食材に合った解凍を行うなら、食感や風味を損なわず、冷凍食品とは思えないおいしさを実現できます。
お弁当の急速冷凍がもたらす大きなメリット
急速冷凍機を導入することは、単に保存できる期間が延びるというだけではありません。経営全体を強くし、売上を増やすための戦略的なツールとして非常に優秀な役割を果たします。
販売方法が増え、新しい販路を開拓できる
急速冷凍したお弁当は長期保存ができるため、店頭販売だけでなくさまざまな販売方法に対応できます。たとえば、自社のECサイトで全国へ販売したり、ホテルや温浴施設、オフィスなどへ卸販売したりと、これまで接点のなかった販路へ商品を届けることが可能です。また、冷凍自動販売機を設置すれば営業時間外でも販売できるため、売上アップにつながるチャンスが広がります。
食品ロスを減らして利益につなげられる
お弁当は賞味期限が短いため、売れ残ると廃棄せざるを得ないケースが少なくありません。急速冷凍によって保存期間を延ばせば、需要に合わせて計画的に販売できるようになります。
急な注文や販売数の変動にも対応しやすくなるため、廃棄ロスの削減につながります。食品ロスが減ることは原価の改善にもつながり、利益を確保できる点も大きなメリットです。
衛生管理のレベル向上につながる
急速冷凍は、食品内で細菌が増えやすい温度帯を短時間で通過させられることも特徴です。通常よりも素早く凍結すると、食中毒のリスクを抑えられ、安全性の高い商品づくりにつながります。長期保存を前提とした冷凍弁当だからこそ、品質だけでなく衛生面にも配慮できることは、利用者に安心して選んでもらうための大切なポイントです。
新しい冷凍弁当の商品開発に挑戦できる
急速冷凍を前提に商品づくりを行えば、これまで販売が難しかったメニューにも取り組みやすくなります。たとえば、熟成した魚介類を使った海鮮メニューや新鮮な野菜のおいしさを活かしたお弁当など、高付加価値の商品開発も可能です。食材や調理方法の選択肢が広がることで、他社との差別化につながるオリジナル商品の開発もしやすくなり、新たなビジネスチャンスを生み出せます。
まとめ
急速冷凍機を活用すれば、和食や洋食、健康志向のお弁当など幅広いメニューを高品質な状態で保存できます。さらに、販路拡大やフードロス削減、製造効率の向上など、お弁当ビジネス全体に多くのメリットをもたらします。品質を維持しながら事業を成長させたい企業にとって、急速冷凍機は心強い設備といえます。これから冷凍商品の展開を考えている場合やお弁当販売をさらに広げたい場合は、自社の商品や製造量に合った急速冷凍機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
- ジャンルを問わない急速冷凍機
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3Dフリーザー/株式会社コガサン
引用元:https://kogasun.com/3Dフリーザーは、世界初の特許技術による冷凍で食品の美味しさをキープしたまま保存できる点が食品業界で評価を得ています。
繊細な飾りつけや、従来では冷凍ができないと思われていた食品など、「冷凍ができれば叶うのに…」と販路拡大や大量生産を諦めていた食品事業者の方におすすめしたい急速冷凍機です。
