「食品業界の悩みを解決する、
おすすめの急速(瞬間)冷凍機をご紹介します」
こちらのサイトでは、
・どのメーカーを検討すればいいの?
・急速冷凍機でなにができるの?
・なにを優先すればいいの?
といった疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。 WEBアンケートを実施して実際に急速冷凍機を購入した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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おすすめの急速(瞬間)冷凍機7選
3Dフリーザー/株式会社コガサン
冷凍可能な食材
世界に認められた特許技術で冷凍が難しい食品にも対応!
株式会社コガサンの3Dフリーザーは、独自の非貫流熱交換方式(ACVCS)によって、食品の水分をほとんど奪わないように湿度を保った冷気で均一に優しく包み込むように急速冷凍することが可能です。ACVCSは世界に認められた特許技術であり、冷凍が難しいとされてきた食品にも対応できます。この技術により、商圏の拡大などが見込めます。
3Dフリーザーの特徴①特許技術により水分量を保ちつつ急速冷凍・冷却が可能
3Dフリーザーでは、特許技術により水分量をしっかり保ちつつ、急速で冷凍・冷却を可能としています。これまでのエアブラスト式フリーザーは乾燥した冷気を高速で食材に吹き付け、冷凍を行うため食品表面の水分もうばっていました。
しかしこの3Dフリーザーは、フィンコイルに風を戻さない非貫流熱交換方式(ACVCS®)のため、庫内の高湿度化をしっかり実現。急速に冷却するため、病原菌が発生しやすい危険温度帯(50~20℃)を素早く通過することも同時に可能としています。
3Dフリーザーの特徴②高湿度冷気での急速冷凍により食品の細胞破壊を抑制
緩慢冷凍では、水が氷になる最大氷結晶生成温度帯(0~-5℃)の通過速度が遅いため、氷結晶が大きく歪になってしまいます。それが食品の細胞を破壊し、解凍時のドリップの原因となるのです。
なので、3Dフリーザーでは、高湿度冷気で包み込むように均一に急速冷凍を可能としています。だからこそ、氷結晶が小さく歪にならないのはもちろん、解凍後のドリップを少なくすることが出来ます。
基本情報
冷凍タイプ | エアブラスト冷凍機 |
導入した主な業種 | パン・洋菓子店/和菓子生産工場/ホテル/牡蠣販売店/総菜専門店 |
導入事例の掲載数 | 39件 |
凍結スペック | 8kg/h~110kg/h |
サイズ(小型) | W:1,600×D:750×H:850 mm |
サイズ(大型) | W:1,550×D:1,350×H:2,264 mm |
オプション | 自動洗浄・乾燥機能 |
問い合わせ方法 | WEB・電話・メール |
会社情報 | 株式会社コガサン 山口県下関市彦島迫町1丁目4番10号 |
導入事例
株式会社ONE GO
様々なメリットがありますが、特にイチゴのロスの削減に繋がりました。
また冷凍した商品の品質が改善され、ネット販売のレビューも良い反応が多くなりました。
そのレビューが新たなお客様の目にとまり、次のイチゴの販売に繋がっています。
株式会社ボーテックス
ネット販売で、全国のお客様に商品をお届けすることが出来るようになりました。 今までは、主に地域のお客様向けに商品の販売を行っていましたが、3Dフリーザー導入後は商圏を拡大できたことで、売上も上がっております。 冷凍機を比較する時でも、親身になってくださいました。
導入事例はこちら千草ホテル
3Dフリーザーを導入したことで、全国に向けて販売を開始できたことから、千草ホテルがある北九州市以外のお客様に知ってもらうことができました。
また多くの雑誌やメディアに取り上げてもらえたことで、今まで千草ホテルを知らなかった方々にも、私たちのことを知ってもらうきっかけにもなりました。
3Dフリーザーの動画
凍眠/テクニカン
冷凍可能な食材
細胞をほとんど破壊せずに品質を保てる!
テクニカンの凍眠は卸や食品加工、生産者向けの中容量~大容量凍結機です。マイナス30度で空気冷凍と比べてもかなり早いスピードで凍結させる技術があるため、食材へのダメージを最小限に抑えることができます。肉や魚を急速冷凍させたとしても、ドリップを逃すことなく凍結や解凍が行えるのです。ランニングコストもそこまでかかりません。
基本情報
冷凍タイプ | ブライン冷凍機 |
導入した主な業種 | ベーカリー/水産加工店/果物専門店/酒造など |
導入事例の掲載数 | 17件 |
凍結スペック | 16 kg/h~560 kg/h |
サイズ(小型) | W:504×D:537×H:951 mm |
サイズ(大型) | W:1,900×D:1,300×H:2,160 mm |
オプション | 記載なし |
問い合わせ方法 | WEB・電話 |
会社情報 | 株式会社テクニカン 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎南3丁目1-16 |
導入事例
越田商店
凍眠導入前は捨てていたこの殻も、今では出汁のもとやパスタのトッピングとして活用されることも多く、旅館やレストラン向けに販売をしています。 今までの空気冷凍だと旨みが消えて、こういった活用はできなかったのですが、旨みを閉じ込められる凍眠なら本来捨ててしまう部分も販売が可能です。
導入事例はこちらヒロ・コーポレーション
この機械の最大のメリットは、誰が作っても間違いない商品ができるということ。他社の急速冷凍機も試しましたが、必ず商品にムラが出来てしまう。 誰が使っても常に良いコンディションで商品ができあがるというのは加工会社には非常にありがたい。
導入事例はこちら伸東養魚
凍眠の良さは「冷凍前の一番おいしい所で止められる」こと。
熟成魚も一番おいしい熟成タイミングで冷凍保管することが出来るため、旬の時期の美味しさを年中供給できます。
冷凍したとは思えないという意見を頂きます。
リ・ジョイスフリーザー/米田工機
冷凍可能な食材
長年にわたる実績に裏打ちされた製品力!
米田工機のリ・ジョイスフリーザーは、庫内でマイナス35度に冷やしたアルコールを絶えず撹拌しているため、抜群の凍結スピードを誇ります。ラインナップもとても充実していて、その点も選ばれる理由のひとつです。米田工機はこれまで長年にわたって下請け業やOEMに徹してきた実績があるので、製品力も優れており、安心です。
基本情報
冷凍タイプ | ブライン冷凍機 |
導入した主な業種 | レストラン/カレーショップ/水産加工店/ステーキハウス/弁当・惣菜店など |
導入事例の掲載数 | 28件 |
凍結スペック | 1.5 kg/h~100 kg/h |
サイズ(小型) | W:630×D:530×H:1,105 mm |
サイズ(大型) | W:1,300×D:850×H:1,765 mm |
オプション | オーダーメイド・テストサービスなど |
問い合わせ方法 | WEB・電話 |
会社情報 | 米田工機株式会社 兵庫県神戸市西区見津が丘1丁目3-1 |
導入事例
プロトン凍結機/菱豊フリーズシステムズ
冷凍可能な食材
ニーズに合わせた豊富なラインナップ!
菱豊フリーズシステムズのプロトン凍結機は、均等磁束・電磁波・冷風をハイブリッドした急速凍結技術によって食品の細胞の破壊を防いでくれる次世代の急速凍結機となっています。魚や肉はもちろんのこと、惣菜や菓子といった加工品にも対応しています。ラインナップも幅広く、さまざまな状況に役立てられるでしょう。
基本情報
冷凍タイプ | 均等磁束・電磁波・冷風ハイブリッド冷凍機 |
導入した主な業種 | 和食店/寿司店/精肉店/水産加工店など |
導入事例の掲載数 | 10件 |
凍結スペック | 3 kg/h~300 kg/h以上 |
サイズ(小型) | W:900×D:880×H:1850 mm |
サイズ(大型) | W:1,660×D:1,205×H:1,830 mm |
オプション | 記載なし |
問い合わせ方法 | WEB |
会社情報 | 株式会社菱豊フリーズシステムズ 奈良県奈良市大宮町6-3-10 藤本ビル |
導入事例
ショックフリーザー/フクシマガリレイ
グッドデザイン賞受賞!3種類の商品を展開!
フクシマガリレイのショックフリーザーは、粗熱取りや急速冷却・急速凍結をするための機器です。加熱したての食品にも使うことができるため、水分・香り・色などをしっかりと閉じ込めて食材の風味を損なわないようにすることが可能です。自動洗浄機能も付いており、一日の清掃作業にかかる時間を大幅に削減できます。
基本情報
冷凍タイプ | フィンチューブ冷気強制循環式 |
導入した主な業種 | 商店/酒造/食品会社/農場/病院など |
導入事例の掲載数 | 19件 |
凍結スペック | 記載なし |
サイズ(小型) | W:840×D:880×H:2,062 mm |
サイズ(大型) | W:1,560×D:1,201×H:2,262 mm |
オプション | 記載なし |
問い合わせ方法 | WEB・電話 |
会社情報 | フクシマガリレイ株式会社 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18 |
導入事例
CAS/株式会社アビー
冷凍可能な食材
まったく新しい理論体系から開発された技術を使用!
株式会社アビーのCASエンジンは、まったく新しい理論体系から開発された技術です。急速冷凍装置にCASエンジンを組み合わせることで、従来の凍結技術では損なわれてしまっていた食材の鮮度・食感・旨味・色味などを保持して再現することができるようになります。食品領域だけでなく、医療分野でも貢献しています。
基本情報
冷凍タイプ | CASエンジン |
導入した主な業種 | スーパー/レストラン/医療施設など |
導入事例の掲載数 | 記載なし |
凍結スペック | 15 kg/h~ |
サイズ(小型) | W:1,150×D:1,240×H:1520 mm |
サイズ(大型) | W:2,300×D:1,450×H:2,125 mm |
オプション | 記載なし |
問い合わせ方法 | WEB |
会社情報 | 株式会社アビー 千葉県流山市おおたかの森東1-12-1 |
ラピッドフリーザー/サラヤ
冷凍可能な食材
ドリップを抑えて美味しさを逃がさない!
サラヤのラピッドフリーザーは、マイナス30度に冷やした専用の冷凍液に食材を浸し、食品の品質を落とさずに急速冷凍を行えます。従来の冷凍機と比べて凍結時間が非常に早く、解凍後も凍結前と変わらない品質を保つことができるので、品質に徹底的にこだわりたい場合に最適です。急速液体凍結なのでドリップも抑えられます。
基本情報
冷凍タイプ | ブライン冷凍機 |
導入した主な業種 | 記載なし |
導入事例の掲載数 | 0件 |
凍結スペック | 5 kg/h~20 kg/h |
サイズ(小型) | W:1,040×D:770×H:960 mm |
サイズ(大型) | W:1,640×D:815×H:960 mm |
オプション | 専用冷凍液・専用ラック・専用液切り台 |
問い合わせ方法 | WEB・電話 |
会社情報 | サラヤ株式会社 大阪府大阪市東住吉区湯里2-2-8 |
おすすめの急速冷凍機7選比較表
イメージ | 引用元:https://kogasun.com/ | 引用元:https://technican.co.jp/ | 引用元:https://yoneda-kohki-group.co.jp/products_rf/ | 引用元:https://rfs.proton-group.net/product/ | 引用元:https://www.galilei.co.jp/products/search/?daibunrui_id=4&tyubunrui_id=11 | 引用元:https://www.abi-net.co.jp/cas/ | 引用元:https://pro.saraya.com/rapidfreezer/ |
会社名 | 株式会社コガサン 3Dフリーザー®︎ | テクニカン 凍眠 | 米田工機 リ・ジョイスフリーザー | 菱豊フリーズシステムズ プロトン凍結機 | フクシマガリレイ ショックフリーザー | 株式会社アビー CAS | サラヤ ラピッドフリーザー |
冷凍タイプ | エアブラスト冷凍機 | ブライン冷凍機 | ブライン冷凍機 | 均等磁束・電磁波・冷風ハイブリッド冷凍機 | フィンチューブ冷気強制循環式 | CASエンジン | ブライン冷凍機 |
冷凍できる食材(例) | 肉・肉加工品/魚・魚加工品/洋生菓子/和菓子/パン/麺類/寿司・刺身/揚げ物/おせち/クリスマスケーキ | 肉/魚/野菜/パン/フルーツ/酒など | 魚/肉/野菜/果物/惣菜/真空調理品各種など | 魚/肉/鮮魚/菓子など | 記載なし | 魚/肉/野菜/果物/乳製品/果物/料理/飲料/菓子類など | 野菜/果物/肉/魚/惣菜など |
導入した主な業種 | パン・洋菓子店/和菓子生産工場/ホテル/牡蠣販売店/総菜専門店 | ベーカリー/水産加工店/果物専門店/酒造など | レストラン/カレーショップ/水産加工店/ステーキハウス/弁当・惣菜店など | 和食店/寿司店/精肉店/水産加工店など | 商店/酒造/食品会社/農場/病院など | スーパー/レストラン/医療施設など | 記載なし |
導入事例の掲載数 | 39件 | 17件 | 28件 | 10件 | 19件 | 記載なし | 0件 |
凍結スペック | 8kg/h~110kg/h | 16 kg/h~560 kg/h | 1.5 kg/h~100 kg/h | 3 kg/h~300 kg/h以上 | 記載なし | 15 kg/h~ | 5 kg/h~20 kg/h |
サイズ(小型) | W:1,600×D:750×H:850 mm | W:504×D:537×H:951 mm | W:630×D:530×H:1,105 mm | W:900×D:880×H:1850 mm | W:840×D:880×H:2,062 mm | W:1,150×D:1,240×H:1520 mm | W:1,040×D:770×H:960 mm |
サイズ(大型) | W:1,550×D:1,350×H:2,264 mm | W:1,900×D:1,300×H:2,160 mm | W:1,300×D:850×H:1,765 mm | W:1,660×D:1,205×H:1,830 mm | W:1,560×D:1,201×H:2,262 mm | W:2,300×D:1,450×H:2,125 mm | W:1,640×D:815×H:960 mm |
オプション | 自動洗浄・乾燥機能 | 記載なし | オーダーメイド・テストサービスなど | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 専用冷凍液・専用ラック・専用液切り台 |
問い合わせ方法 | WEB・電話・メール | WEB・電話 | WEB・電話 | WEB | WEB・電話 | WEB | WEB・電話 |
会社情報 | 株式会社コガサン 山口県下関市彦島迫町1丁目4番10号 | 株式会社テクニカン 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎南3丁目1-16 | 米田工機株式会社 兵庫県神戸市西区見津が丘1丁目3-1 | 株式会社菱豊フリーズシステムズ 奈良県奈良市大宮町6-3-10 藤本ビル | フクシマガリレイ株式会社 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18 | 株式会社アビー 千葉県流山市おおたかの森東1-12-1 | サラヤ株式会社 大阪府大阪市東住吉区湯里2-2-8 |
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急速冷凍機で解決できる飲食業界の悩み
飲食業界において急速冷凍機は、さまざまな悩みを解決してくれるアイテムです。ここでは、急速冷凍機を導入することで、どのような問題や課題が解決できるのかをご紹介するので、購入に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
繁忙期に生産が間に合わない
たとえばクリスマスのケーキやお正月のおせちなどは、繁忙期なので普段の何倍もの量を生産しなければなりません。しかし生のケーキは消費期限が短く、さらに当日に生産できる数に限りがあるためその日に作るのでは生産が間に合わないことも珍しくありません。
そんなときに急速冷凍機を導入することで、事前に作ったクリームやケーキ自体を冷凍させておくことができます。すると繁忙期に向けて事前に生産を進めていくことができるので、商品が足りなくなってしまう問題を解決してくれるでしょう。
保存がきかず販路を広げにくい
調理されたお惣菜などの食品はそのままの状態では長く保存することができないため、お店の周囲に住んでいる方にしか届けることができないという問題もあります。そのため販路が決まっており、営業の幅を広げられないという悩みを抱える方もいるでしょう。
そこで急速冷凍機を導入すると、調理したものを冷凍することで保存期間が伸びるため、今よりも遠くの方に届けることができるようになります。少しでもたくさんの方に食べてほしいという思いを叶えることができるでしょう。
仕込みや調理の人材不足
昨今では多くの業界で人手不足が叫ばれていますが、飲食業界でもその問題に直面している業者や店舗は少なくありません。仕込みや調理ができる人材が少なく、作れる食事の数が限られてしまうことから売上に繋げられないというケースもあります。
急速冷凍機を導入して、あらかじめ仕込みや調理をしておいた食材を冷凍しておけば、必要な際に必要なだけ使用することができるようになります。時間に余裕のある日などに多めに仕込みをしておくことも可能になるので、人手不足の問題も解消することができるでしょう。
廃棄による食品ロス
飲食店では基本的に販売予測をもとに商品の製造を行っていますが、必ずしも予想通りに売れるわけではなく、たくさんの売れ残りを出してしまうこともあります。そしてその多くが廃棄されることとなり、店舗にとっては大きな損失になってしまいます。
このような問題も、急速冷凍機を導入すれば事前に調理したものを冷凍しておくことができるようになるので解決できます。需要に合わせて冷凍していた食品を解凍して販売すれば、廃棄ロスを抑えられるだけでなく賞味期限による値引きロスも抑えることができ損失を軽減できるでしょう。
急速冷凍機は大きく分けて4つのタイプ!それぞれのメリットを紹介
業務用として販売されている急速冷凍機には、大きく分けて4つの種類があります。それぞれ異なる特徴を持つので、目的によって導入するべき冷凍機の種類が変わります。ここでは種類ごとの特徴やメリットなどをご紹介していくので、種類選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
エアブラスト冷凍機
エアブラスト冷凍機は庫内に冷気を送風し、食品を凍らせるのが特徴の冷凍機です。エアブラスト冷凍機の1番のメリットは、一般的な冷凍庫に比べてスピーディーに冷凍ができることです。スピーディーに冷凍する事によって、食材の水分を失うことなく品質を保持できることから、食材の乾燥とドリップの流出などによる目減りを防げるでしょう。
またエアブラスト冷凍機は生鮮食品だけでなく、焼き立て・揚げたてなどの温度が高いものでもそのまま投入し冷凍できるというメリットもあります。機種によって異なる場合もありますが、熱いまま冷凍できるものであれば浮遊菌や落下菌による汚染も防ぐことができ、安定した品質を保つことができます。
エアブラスト冷凍機のなかにもいくつかの種類があり、生産規模や用途によって選べるのも魅力の1つです。トレーに乗せて冷凍する「バッチ式」、ベルトコンベアで連続した冷凍ができる「トンネルフリーザー」「スパイラルフリーザー」「IQFフリーザー」があるので、設置できるスペースや凍結する食材の量などに合わせて最適なものを選びましょう。
ブライン冷凍機(液体凍結式)
ブライン冷凍機は液体連結式とも呼ばれる冷凍機で、マイナスの温度でも凍らない液体で食品を急速冷凍します。ブライン冷凍機の1番のメリットは、空気に比べて熱伝導率が高い液体を使用することから、凍結スピードが非常に早いということです。
緩慢冷凍においては食材の細胞内で氷の結晶が大きくなり、細胞を破壊してしまうためことから旨味成分が流出してしまいます。一方でブライン冷凍機なら急激に温度を下げることができるので、細胞破壊を防ぎ食品の品質を損なうことがありません。
また冷凍する食材をパウチして冷たい液体に漬けるだけという簡単な作業で凍結できるので、誰でも扱いやすいというメリットもあります。
コンタクト冷凍機
コンタクト冷凍機は冷却した金属板で食品を挟み、圧力を加えて食品を凍結させる冷凍機です。熱伝導率が高い金属製の板でぴったり密着して挟み込むため、効率よく凍結ができるというメリットがあります。
またスピーディーに凍結できることからドリップが少なく、食品の品質を保持できるというのも大きな魅力。さらに食品を挟み込む際に油圧で食品と冷却板を密着させるので、冷凍と同時に成形できるのも特徴です。袋入り餃子の具材、冷凍パン入りのミンチ、すり身など平板形状の製品にぴったりです。
液化ガス冷凍機
液化ガス冷凍機は超低温のガスを直接食品に吹き付けて冷凍する方法の冷凍機です。温度の低い媒体の特性を利用し、エアブラスト冷凍機やブライン冷凍機よりも急速に凍結を行うことができるのが大きなメリットです。
このよさを活かして短時間で大量生産が可能なので、大規模生産工場や短期間で大量に生産する季節ものの商品を扱う工場などにも多く導入されています。空気を冷やすための冷媒や熱交換機が必要なくシンプルな構造なので、故障が少なく簡単に洗浄できるのも魅力です。
急速冷凍機の導入費用と使える補助金
これから急速冷凍機を導入するのなら、できるだけ負担を減らすために使用できる補助金を把握しておくことが大切です。ここでは急速冷凍機の相場とランニングコスト、そして導入時に使える補助金について詳しくご紹介します。
急速冷凍機の本体代の相場
導入する際に1番気になるのが急速冷凍機の価格ではないでしょうか。急速冷凍機は大きさや機能によっても異なりますが、最小モデルが200万円程度となっています。ただし基本的なモデルは凍結能力10kg/時間のもので、300万円程度が相場です。
また大きさだけでなくほかにも価格を左右する要素として、冷凍庫が一体型か別置型か、設置場所はどこかなども挙げられます。金額だけ見ると高額ですが、しっかりとメンテナンスすれば10年以上は使用できるのでコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。また冷凍することで得られるさまざまなメリットにより、すぐに費用は回収できると考えてよさそうです。
さらに、導入方法には「一括」「分割」「補助金」「リース」「レンタル」などの方法があるので、無理せずに導入できる方法で検討してみてください。
導入後のランニングコスト
急速冷凍機は前項でもご紹介したように長く使い続けていくものであるため、導入時の初期費用だけでなく導入後のランニングコストも気になるポイントです。ランニングコストは庫内のサイズによっても異なりますが、基本的に一般の冷凍庫と大きな違いはないようです。
1時間あたり数円~数十円となっており、業務用ということを考えてもそこまで大きな金額にはならないでしょう。ただしアルコール凍結タイプの急速冷凍機は定期的にアルコールの追加が必要なため、ほかのタイプよりも若干高めになる可能性があります。
またなかには追加費用がかかるタイプもあるので、ランニングコストも踏まえて無理なく利用できる急速冷凍機を選びましょう。詳しい電気代などのコストは各機種の公式サイトなどから確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
導入時に使える補助金
急速冷凍機を購入する際に利用できる補助金が2つあります。ここではそれぞれの補助金の内容をご紹介します。
ものづくり補助金
「ものづくり補助金」は、中小企業による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金の制度で、正式名称を「ものづくり・商業・サービス生産向上促進補助金」といいます。ものづくりというと工業などをイメージする方もいるかもしれませんが、農作物の生産者や漁業関連の事業者、食品製造業、飲食店運営事業者も採択事業者に含まれています。
補助率は導入する設備の最大3分の2、補助額は最大1,000万円となっており、利用することで大きく自己負担を減らしてくれるでしょう。ものづくり補助金は申請できる枠などが細かく設定されており、申請期限なども設けられているので、詳しくは制度の公式サイトをチェックしてみてください。
事業再構築補助金
「事業再構築補助金」は、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が減少した企業の事業再構築支援を目的としている補助金制度です。要件を満たした事業者が事業の再構築を行う場合に、必要な経費の補助を受けることができます。
補助率は最大3分の4、補助額は最大8,000万円となっており、大きな支援が受けられます。減少した売上を取り戻すために思い切って新しい業界に飛び込んでみたいという場合にも心強い制度でもあるので、急速冷凍機を導入する場合もぜひ利用しましょう。より詳しい制度の内容は公式サイトをチェックしてみてください。
「急速冷凍機を導入する時に重視したいポイントはどこですか?」WEBアンケートで調査!
たくさんの食品を冷凍して加工するには急速冷凍機が最適ですが、どういった点を重視して急速冷凍機を選べばよいのでしょうか。今回はWEBアンケート調査を行ったので、結果を見ていきましょう。
第1位は「解凍したときに味を損なわない」でした。冷凍するとどうしても冷凍前と比べて食品の味は落ちてしまうものと思うかもしれませんが、性能がよい急速冷凍機を使用すれば、味の劣化を最小限に抑えることができます。急速冷凍機を選ぶときは、味を損なわないかどうかという部分をぜひ重視してみてください。
当サイトでおすすめしている急速冷凍機の中には、これまで冷凍が難しいとされてきた食品の冷凍も行える優れた製品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
第2位は「導入にかかるコスト」でした。急速冷凍機はある程度導入のためにコストがかかるので、導入するとしたらどれくらいコストがかかるのかをあらかじめ詳しく知っておくことも大切になります。安さだけで決めてしまうのはよくありませんが、ある程度コストを抑えられるように吟味するのがおすすめです。
急速冷凍機の価格がどのくらいなのかは、各商品のホームページを見たり、問い合わせたりして確認してみてください。当サイトでも費用相場について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
第3位は「冷凍が完了するまでのスピード」でした。急速冷凍機によって、冷凍が完了するまでのスピードも違います。スピードを重視して、冷凍が完了するまでの速さを第一に考えるのもおすすめの選び方のひとつだといえるでしょう。
ちなみに、30分以内に食品を冷凍できる冷凍機のことを一般的に急速冷凍機と呼びます。急速冷凍機の冷凍スピードはおよそそれくらいが基準になっていると知っておくとよいかもしれません。
以上がアンケートの結果となります。続いて、急速冷凍機の選び方をより詳しく見ていきましょう。
急速冷凍機の選び方のポイント
初めて急速冷凍機を導入する方や、これまでとは違う急速冷凍機の導入を検討している方のなかには、たくさんのメーカーや機種のなかからどれを選ぶべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そんな方のために、ここでは急速冷凍機を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。
導入する目的の最優先事項を決める
まず急速冷凍機を選ぶ際に大切なのが 導入する目的のなかでなにを最優先とするかをはっきりとさせておくことです。 たとえば急速冷凍機のタイプによっては、凍結に向いている食材が異なるので、どのような食材を扱うのかを明確にしましょう。
さまざまなタイプのなかでも、幅広い食材に対応できるのがエアブラスト式の冷凍機です。肉類、魚類、菓子・ケーキ、パン類、弁当・惣菜、麺類などあらゆる食材の凍結に向いているので、さまざまな食材を扱っている場合でも安心して利用できるでしょう。
また機能として冷凍スピードも注目したいポイントです。なかでも1番冷凍スピードが早いのが液体凍結タイプの冷凍機で、肉類や魚類、弁当・惣菜などの凍結に適しています。通常の冷凍機だと一晩かかる凍結も10分程度とかなり時間を短縮できるので、スピードを求めているのなら液体凍結タイプを選びましょう。
このようにタイプによって適した食材も変わり、メリットもそれぞれ異なるので、どのように利用するのか、対象となる食材はなにかなどを考えたうえで急速冷凍機選びをしてみてください。
導入実績の多さ
急速冷凍機選びの際には、導入実績もチェックしましょう。導入台数が多いということは、それだけ幅広く多くの方に愛用されている製品ということになるので、導入してからの満足度も高いはずです。また導入実績が豊富なメーカーでは、さまざまな場所への設置をサポートしてきたノウハウも持っており、それぞれの場所に適した冷凍機の提案や設置も行ってくれるので安心です。
使い勝手の良さと手入れの頻度
せっかく導入しても冷凍に手間がかかってしまったり、お手入れが面倒だったりすると使用頻度が下がってしまう可能性があります。そのため急速冷凍機選びの際には、使い勝手のよさやお手入れの頻度もチェックし、現場での使いやすさを重視しましょう。どのような使い方をしたいのかを相談すると、適切な機種のアドバイスをしてくれるメーカーもあるので、初めてでどれを選べばよいのかわからない方はそのような対応をしてくれるメーカーを選ぶのもおすすめです。
凍結テストで味や見た目を判断
急速冷凍機の導入時には、凍結テストを実施して味や見た目で判断することは欠かせません。凍結テストとは、実際に凍結させる食材を同じ条件、同じ日にそれぞれの冷凍庫で凍結させ、食材との相性や凍結時間、一度に凍結できる量や、解凍後の見た目や香り・味の変化などをチェックする作業です。冷凍機を一度に複数試せるテストルームなどを保有しているメーカーもあるので、購入してから後悔しないためにもぜひ活用してください。
- 導入の目的と食品に合わせて製品を選ぶ
- 導入事例の件数と内容をチェック
- 操作やお手入れの手間が少なさも決め手に
- 購入前に凍結テストをしておくと安心
急速冷凍機を導入して自慢の料理を多くの人に届けよう!
急速冷凍機は食品を扱う業種のさまざまな悩みや課題を解決してくれる機器であり、これから販路を広げたい方や大量生産で売上アップを目指したい方、人材不足などでお困りの方の助けになるはずです。ぜひ店舗や場所、目的に適した急速冷凍機を導入して、より多くの方に美味しい料理を届けましょう。
世界が認める特許技術!3Dフリーザーが変える食品業界の未来
「冷凍食品はまずい」は過去の話 食品業界の未来を変える話題の急速冷凍機とは
今までは冷凍が難しいと思われていた食品の長期保存を叶えてくれる急速冷凍機をご存じでしょうか? 特許技術を駆使した最先端の冷凍方法が強みの3Dフリーザーでは、美味しさを損なわず、コストをかけない急速冷凍機として、多くの食品業界の課題改善や販路拡大に貢献しています。
自慢の味を広めたい食品関係者必見! 美味しさをキープする最先端の冷凍技術を見てみるよくあるご質問
- 急速冷凍機に補助金はありますか?
- 中小企業・小規模事業者等を対象とした「ものづくり補助金」があります。
経営革新や生産プロセスの改善にかかる経費の2/1もしくは2/3を最大1,000万円まで国が補助してくれる制度です。
- 急速冷凍機はレンタルやリースで使えますか?
- 一部のメーカーではレンタルでの取り扱いもあります。
期間や費用はメーカーごとに異なりますが、短期のイベント向けに1週間ほどのレンタルを受け付けているところもあります。
- 急速冷凍機の耐用年数はどのくらいですか?
- 国税庁が定める法定耐用年数では「6年」とされています。
しかし、耐用年数は製品の寿命ではなく、あくまで見込み期間として定められているため、実際には10年ほど使われることが一般的です。
- 製品テスト(冷凍テスト)では何ができますか?
- 実際の製品で食品を冷凍し、味や見た目の変化、冷凍にかかる時間や使い勝手などを現場に近い環境で試すことができます。
メーカーが機械を配送してくれるパターンと、メーカーのテストルームへ食品を持ち込むパターンの2つの方法が主流です。
- 急速冷凍した食品の温度はどのように確認できますか?
- 食品用のデータロガーのように、温度センサーが付いている機器を食材の中心部に当てることで温度を確認できます。
製品によってはあらかじめセンサーが付属しているものもあります。