食品機械を取り扱っている会社は多数存在しますが、自社の食品工場に最適な食品機械を提供している会社を見つけられず、どうしたらよいのか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は、さまざまな食品工場用の機械を販売しているだけでなく、お客様のニーズを満たす食品機械の設計、製作に強みがある、エフエスアートについてご紹介します。
さまざまな機械の開発・販売を展開
エフエスアートでは、食品の製造に必要な一連の作業を自動化するための機械や急速凍結装置など、食品工場に必要なさまざまな機械を取り扱っています。また、お客様のニーズに応じて、それぞれの食品工場に最適な機械の設計、開発も可能です。
ここからは、エフエスアートが開発、販売している食品工場用のさまざまな製品についてご紹介します。
急速凍結装置
急速凍結装置とは、超低温の強風によって、食品を冷凍して保存するための装置です。短時間で一気に冷凍できるため、新鮮な状態を維持したまま長期間にわたり食材を保存できるだけでなく、食材を解凍しても新鮮な状態が保たれるでしょう。
食品を新鮮な状態で急速凍結できるのはもちろん、設置する食品工場の環境や条件にあわせて、作業性や設置するためのスペースなどを考慮した合理的な設計、製作が可能です。
また、冷凍機を使用して超低温の環境を作り出すため、ランニングコストが抑えられるだけでなく、装置への霜の付着や熱ロスが少なくなるように工夫されているため、効率的に食品を冷凍できるでしょう。
直冷式水装置
直冷式水装置とは、工場で製造した食品の鮮度を長時間維持するために、食品に対し直接冷水を供給して温度を下げて冷却するための装置です。
エフエスアートの直冷式水装置は食品の温度を5℃以下に保てるだけでなく、温度が0℃になることがないため、食品を冷凍させることなく低温状態を長時間維持できます。
また、かけ流しタイプではなく、一度溜めた冷水を利用して食品を冷却するため、水の消費が少なくてすむため、ランニングコストが抑えられるでしょう。
さらに、装置を組み込むための既存浸漬槽にスペースが確保できない場合であっても、別置きの冷却器を取り付けるなど、柔軟な対応が可能です。
製麺・食品機械
エフエスアートの製麺・食品機械には、麺を製造するために必要な複数の食品機械をライン状に設置した製麺ラインと、製造した食品を搬送するための搬送自動化機器があります。
製麺ラインは、ミキサー、連続仕上機、自動茹上機、自動計量機で構成されており、さまざまな種類の製麺に対応できるだけでなく、製麺に必要な一連の工程をすべて自動で行えるようになっています。
また、搬送自動化機器は、食品工場で製造したすべての食品と食品容器を自動で移行させるための食品機械です。食品と食品容器を自動移行することで、工場全体の製造ラインが省力化できるだけでなく、工場内の環境衛生の改善も可能になるでしょう。
トレー供給装置
トレー供給装置とは、製造した食品を保存するための容器を自動供給するための装置であり、装置単独でトレーを供給し続けられるだけでなく、簡潔運転にも対応可能です。エフエスアートのトレー供給装置には、CT-Ⅱ型とスライドバキュームという2種類の装置があります。
CT-Ⅱ型は、既存の製造ラインに設置するだけでよいため、省スペースで運用できます。また、設置した既存の製造ラインに連動してトレーを供給できます。スライドバキュームは、さまざまな種類のトレーや重たいトレーの供給に対応できる装置です。
生めん麺線冷却装置
生めん麺線冷却装置とは、製造した生めんを麺線の状態を維持したまま冷却できる装置です。
製造した生めんを保存する場合、切り出し機で生めんの麺線をカットして包装することが一般的です。麺線カットした状態の生めんは温かいため、そのままの状態で包装すると、外部との温度差により袋の内部が結露することがあります。
エフエスアートの生めん麺線冷却装置は、生めんの生地の成形や圧延した際に発生する熱を冷却によって抑えて15℃以下に冷やせます。生めんを15℃以下に冷却することで、生めんを包装した際に発生する袋内の結露を抑えられるのが特徴です。
また、冷却によって麺線の表面が乾燥するため、生めんを長く保存できるだけでなく、使用する際に生めんがほぐれやすくなる効果もあります。
さまざまなタイプの急速凍結装置を展開
ここまでは、エフエスアートが開発、販売している機械について紹介してきましたが、なかでも急速凍結装置は、お客様のニーズに対応するために、さまざまなタイプが展開されているのが特徴です。
ここからは、エフエスアートが展開している急速凍結装置の3つのタイプについて、具体的に解説します。
トレーインタイプ
ひとつ目は、トレーインタイプの急速凍結装置です。トレーインタイプは、冷凍したい食品をトレーにのせて装置内に入れるようになっており、一枚ずつトレーを差し込めるようになっているのが特徴です。
トレーを装置に1枚ずつ差し込めるようになっているので、トレーに乗せるだけで製造した食品を即座に装置に入れられます。もし、冷凍装置に食品を即座に入れられなければ、製造から冷凍までの間に時間がかかってしまうため、食品の鮮度の低下につながるでしょう。
トレータイプであれば、製造した食品をすぐに冷凍装置に入れて冷凍を開始できるため、製造から冷凍までの間にかかる時間が短縮できます。そのため、冷凍前に食品の鮮度が低下するのを抑えて、高い品質が維持できるでしょう。
ラックインタイプ
2つ目は、ラックインタイプの急速凍結装置です。ラックインタイプは、ラックを利用して製造した食品を装置に入れるようになっており、ラックには複数の食品をまとめて入れられるのが特徴です。
食品を大量に製造した場合、ひとつひとつを急速凍結装置内に入れていると、冷凍までの間に時間がかかるため、食品の鮮度が低下してしまうでしょう。
ラックインタイプであれば、製造した食品を一度にまとめてラックに入れて装置に投入できるため、大量の食品を鮮度を落とすことなく、効率的にまとめて冷凍できるでしょう。
また、食品を製造する場所と装置を設置している場所が離れているような場合でも、ラックを利用することで、複数の食品をまとめて装置まで運搬できます。
オートフロータイプ
3つ目は、オートフロータイプの急速凍結装置です。オートフロータイプは、複数の装置を連結できるのが特徴です。複数の装置を連結することで、大量の食品を連続して自動的に冷凍できるようになるでしょう。
また、オートフロータイプは、通常の装置に使用しているクーリングコイルよりも大型で、フィンピッチが広いものを採用しています。大型のクーリングコイルを採用したことで、長時間にわたって装置を連続で稼働させても、装置への着霜が抑えられるため、効率的に食品を冷凍できるでしょう。
冷凍保存による新鮮さの維持
食品の鮮度を維持するための方法はさまざまですが、冷凍保存は有効な方法のひとつといえます。しかし、冷凍保存をしたとしても、冷凍までに時間がかかったり、均一に冷凍ができてなかったりすると、食品の鮮度は低下してしまうでしょう。
エフエスアートの急速凍結装置は、超低温の強風を発生させるので、食品を短時間かつ均一に冷凍できます。冷凍に必要な時間が短く、全体を均一に冷凍できるため、新鮮な状態を長期間維持したまま食品を保存できるでしょう。
まずは資料請求してみよう!
エフエスアートは、直冷式水装置や生めん麺線冷却装置など、食品工場用のさまざまな機械の設計、開発、販売をしているのが強みです。
また、エフエスアートの急速凍結装置は、短時間で食品を冷凍させることで新鮮な状態を長期間維持できるだけでなく、トレーインタイプ、ラックタイプ、オートフロータイプといった、それぞれ特徴の異なる装置を展開しているのが特徴です。
さまざまな食品機械を取り扱っているエフエスアートであれば、自社の食品工場のニーズを満たす最適な食品機械を提供できるでしょう。
エフエスアートの基本情報
会社名 | 株式会社f-s.art |
住所 | 岡山県岡山市南区大福615-12 |
電話番号 | 086-250-7455 |
- ジャンルを問わない急速冷凍機
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3Dフリーザー/株式会社コガサン
引用元:https://kogasun.com/3Dフリーザーは、世界初の特許技術による冷凍で食品の美味しさをキープしたまま保存できる点が食品業界で評価を得ています。
繊細な飾りつけや、従来では冷凍ができないと思われていた食品など、「冷凍ができれば叶うのに…」と販路拡大や大量生産を諦めていた食品事業者の方におすすめしたい急速冷凍機です。