急速冷凍機はレンタルできる?費用目安とレンタル期間の例を紹介

公開日:2024/01/05
急速冷凍機はレンタルできる?費用目安とレンタル期間の例を紹介

急速冷凍機とは、水産業者や食品業者が扱う業務用冷凍庫のことです。マイナス30~40℃の冷風で急速冷凍するので、食品がもつ本来の旨味を逃がすことなく保存できます。急速冷凍機を購入することもできますが、レンタルすると導入費用を抑えられるので魅力的です。そこで本記事では、急速冷凍機のレンタルについてご紹介します。

急速冷凍機はレンタルできる!

急速冷凍機を使うことで、水産業者や食品業者の業務改善に繋がるでしょう。ここでは、急速冷凍機の特徴や種類を解説します。

そもそも急速冷凍機とは?

急速冷凍機とは、食品を急速冷凍させられる設備のことをいいます。一般的な冷凍庫に比べ、冷却スピードが早いため食品が持つ本来の味を損なうことがありません。素早く冷凍することで、食品の細胞破壊を防ぎ品質の劣化を抑えられるのが特徴です。

そのため、解凍時に旨味成分である「ドリップ」がほとんど発生しません。急速冷凍機を使うことで、味や鮮度を保てることから魚を扱う水産業者や、パンやうどんなどを扱う食品業者が利用しています。

急速冷凍機を活用するメリット

急速冷凍機を使うことで、ネット通販での販売が可能になります。昨今では、新鮮な魚介やご当地グルメなどをお取り寄せする人が増えています。従来の冷凍技術ではどうしても品質が低下していましたが、急速冷凍機の進歩もあり、味を損なうことなくお客さんのもとに届けられるようになりました。

また一度調理したものでも、急速冷凍することで長期の保存が可能です。そのため、食品が安い時期に大量に仕入れ、長期保存することでコスト削減に繋がっています。

急速冷凍機の種類 エアブラスト冷凍機

エアブラスト冷凍機は、家庭用の冷凍庫と同じく、冷風を循環させることで凍結させます。マイナス30~40℃の冷風で冷やし固めるので、食品全体にバランスよく風が当たりムラなく冷凍できます。

急速冷凍機の種類 液体急速凍結機

液体急速凍結機は、マイナス35℃に冷やした不凍液に食品をつけ込むことで冷凍できます。不凍液は冷風よりも熱伝導率が高いため、エアブラスト冷凍機よりも凍結スピードが早いです。

急速冷凍機の種類 液体窒素冷却器

液体窒素冷却器は、液体窒素ガスを食品に吹き付けることで冷凍します。食品を大量に冷凍加工する際によく用いられます。

急速冷凍機の種類 特殊方式タイプ

特殊方式タイプは、食品に磁束・電磁波・振動などの力を加えて凍結します。凍結した食品内にできる氷の結晶が大きくなるのを防ぐので、味を損なうことがありません。

急速冷凍機のレンタル費用

急速冷凍機を購入すると200~400万円ほどかかります。費用が高額なため、急速冷凍機の導入に踏み切れない業者もいるでしょう。ここでは、急速冷凍機のレンタル費用についてご紹介します。

急速冷凍機のレンタル費用

9日間のレンタルで7万円代のものや、7日間で3万円代の急速冷凍機があります。数日のレンタルであれば30,000~70,000円が相場です。また、1年以上の長期レンタルであればもう少し安くなるでしょう。急速冷凍機の種類や性能、レンタル期間によって費用は前後します。

レンタルにおすすめな人

急速冷凍機は、導入費用を抑えたい業者や、購入前に使い勝手を確かめたい業者におすすめです。購入すると、小型サイズでも200万円ほどします。そのため、レンタルで一度試してから購入を検討する業者が多いです。

急速冷凍機は魚や果物、パンなどを扱う業者が愛用しています。会社の売り上げや、生産効率をアップさせる設備なので、一度試してみるといいでしょう。

急速冷凍機のレンタル期間について

ここでは、急速冷凍機についてさらに深掘りしていきます。

レンタル期間

レンタル期間は「短期レンタル」と「長期レンタル」から選べます。1年未満を短期レンタルと呼び、1~8年程度を長期レンタルといいます。レンタル期間が長いほど費用が安くなるのが特徴です。会社の方向性や、使用頻度を加味したうえでレンタル期間を検討するといいでしょう。

家庭用の冷凍庫との違い

家庭用の冷凍庫との大きな違いは、食品を冷凍するスピードにあります。急速冷凍機はマイナス30~40℃で冷やすのに対し、家庭用の冷凍庫はマイナス18℃ほどです。急速冷凍を強みにしている家庭用の冷凍庫もありますが、急速冷凍機と比較すると性能に雲泥の差があります。

中古の急速冷凍機のデメリット

数は少ないですが、中古の急速冷凍機もあります。新品に比べ格安で購入できるのが魅力ですが、種類が少なく選択の幅が狭いのがデメリットです。また、メーカー保証が切れていることもあり、故障した際に大きなコストがかかることもあります。

ほかにも、中古品のため以前使用していた食品の匂いが残っています。中古品を買うのであれば、故障のリスクやメンテナンス費用なども考慮したうえで検討してください。

まとめ

本記事では、急速冷凍機のレンタルについてご紹介してきました。急速冷凍機を購入すると200~400万円ほどかかります。費用の高さから導入に踏み切れない業者も一定数います。ですが、レンタルすることで簡単に設備導入できるので魅力的です。

まずは、レンタルで使い勝手を見極めてから購入するのもいいでしょう。会社の売り上げや生産効率アップに繋がるので、ぜひ試してみてください。

ジャンルを問わない急速冷凍機

3Dフリーザー/株式会社コガサン

3Dフリーザー/株式会社コガサン
引用元:https://kogasun.com/

3Dフリーザーは、世界初の特許技術による冷凍で食品の美味しさをキープしたまま保存できる点が食品業界で評価を得ています。
繊細な飾りつけや、従来では冷凍ができないと思われていた食品など、「冷凍ができれば叶うのに…」と販路拡大や大量生産を諦めていた食品事業者の方におすすめしたい急速冷凍機です。

おすすめの急速冷凍機7選比較表

イメージ
引用元:https://kogasun.com/
引用元:https://technican.co.jp/
引用元:https://yoneda-kohki-group.co.jp/products_rf/
引用元:https://rfs.proton-group.net/product/
引用元:https://www.galilei.co.jp/products/search/?daibunrui_id=4&tyubunrui_id=11
引用元:https://www.abi-net.co.jp/cas/
引用元:https://pro.saraya.com/rapidfreezer/
会社名株式会社コガサン
3Dフリーザー®︎
テクニカン
凍眠
米田工機
リ・ジョイスフリーザー
菱豊フリーズシステムズ
プロトン凍結機
フクシマガリレイ
ショックフリーザー
株式会社アビー
CAS
サラヤ
ラピッドフリーザー
特徴特許技術でさまざまな食材の品質を落とさず素早く冷却通常の空冷気式の急速冷凍機よりもさらに早く食品を凍結できる圧倒的高品質の冷凍ができる液体急速冷凍機鮮度を保持して食品ロスを削減できるハイブリッド凍結機加熱したての熱々の食品も急速冷却・急速凍結できる限りなく生に近い状態を時を超えて再現素早く凍結して食品の品質を保つ急速液体凍結
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

おすすめ関連記事

【PR】世界が認める特許技術!3Dフリーザーが変える食品業界の未来