今回は、パナソニック冷蔵庫として広く流通している、ブラストチラー&フリーザーに関して紹介したいと思います。サランラップやフリーザーパックを利用しなくても、鮮度を保つために急速冷却・冷凍の技術は進んでいます。本記事では、急速冷却・冷凍に特化したパナソニックのブラストチラー&フリーザーに関して紹介します。
メニューごとに風速を5段階に設定可能
ブラストチラー&フリーザーでは、冷凍する食材の種類によって段階を設定できます。メニューごとに風速を5段階に設定する方法に関して説明します。
プログラムモード
設定温度は、冷却モードと運転制御モードで設定可能です。プログラムモードでは、20個まで設定が可能であるため、好みの温度に合わせて設定できます。また、5段階ある風量設定に合わせて食品の冷却・冷凍に対応しています。
冷却時間の短縮は、食材の保存だけにとどまらず、時短・省スペースにも有効です。このため、ホテルやレストランなど、多くの食材を扱う厨房ではブラストチラー&フリーザーが大いに役立つでしょう。
風速モード小に最適な食材
風速最小モードは、形状が不安定なものや調理品の乾燥防止に適したモードです。たとえば、ゼリーやケーキなど、乾燥しては食べられない食材が適しているでしょう。また、ブロッコリーやニンジンなの野菜・果物類・ごはんまで幅広い食材に対応可能です。
風速モード中はどのような食材にも適している
風速モード中は、どのような食材にも適しており、通常のモードはこちらのモードで運転がおすすめです。
風速モード大
風速モード大は、グラタンや肉・魚に適したモードです。また、蒸し物や調理品を大量に短時間で冷凍できるモードでもあります。食品をあらかじめ冷やした状態で利用できる、予冷運転機能も搭載されています。こちらのモードも一緒に利用することで、より食材を急送冷凍できるでしょう。
3種類の冷却モードと運転制御モードの組み合わせ
食材に合わせた、きめ細やかな冷却運転をするため冷却モードと運転制御モードの組み合わせを可能としました。3種類の冷却モードと運転制御モードの組み合わせについて紹介します。
運転制御モードとは
運転制御モードでは、設定の芯温まできめ細やかな冷凍をするため、冷却運転後に保冷運転へ移行する芯温制御を搭載しています。また、タイマーの設定時間まで冷却運転をおこない、保冷運転へ移行する機能も搭載されています。
ほかにも、庫内の設定温度まで冷却運転した後、保冷運転へ移行する機能もあるため安心です。そして、急速冷凍は細菌が最も繁殖しやすいといわれる10度~60度の温度帯を素早く通過させることが大切だといわれています。
最大-35度の冷気で急速に冷却できるため、菌の繁殖を防げるでしょう。また、蒸気による香り飛びや表面の乾燥などを防ぐ働きもあります。
ソフト冷却モード
ソフト冷却モードでは、プリンや野菜類などは冷凍することで組織が壊れやすく、うまく冷却できない場合がほとんどです。こうしたことをなくすために、ソフト冷却モードで冷却してもカチカチになることを防ぎます。
ハード冷却モード
ハード冷却モードは、ハンバーグや肉団子の冷却に適したモードです。肉独特の冷却後のパサパサした感じがなく冷却できるでしょう。
急速冷却モード
急速冷却モードは、できたての料理をおいしくそのまま冷却するモードです。スープなどの料理に適しているでしょう。
庫内の菌を抑制するナノイー搭載だから衛生的
パナソニックでは、除湿器や加湿器などで、ナノイーの技術を搭載した商品が多く見られます。この技術を、ブラストチラー&フリーザーで適応しており、衛生的な冷蔵庫管理が可能です。庫内の菌を抑制するナノイーに関して紹介します。
パナソニックのナノイー技術とは
パナソニックのナノイー技術は、弱酸性を示す5~20nmの微細な水粒子です。これに含まれる、高反応成分(OHラジカル)はにおいの分解や、菌の表面を変性させる役割を担っています。それと同時に、菌の抑制や付着臭の脱臭などの効果があることがわかっており、これらの働きを冷蔵庫だけではなくエアコンや洗濯機などにも搭載しています。
ブラストチラー&フリーザーでのナノイーの働き
ブラストチラー&フリーザーでは、まず冷却運転時にナノイーを庫内へ放出します。また、1日の運転・清掃後にナノイーを庫内放出するため安心です。ただ、ナノイーは除菌する効果はありますが、食中毒を予防する効果があるわけではないため、食品管理には十分注意しましょう。
ホテルパン受けレールにも対応
ブラストチラー&フリーザーの庫内やホテルパン受けレールは、取り外して洗浄可能です。こちらにも、ナノイーを搭載しているため、いつでも庫内を衛生的に保てるでしょう。
まとめ
本記事では、急速冷却・冷凍に特化したパナソニックのブラストチラー&フリーザーに関して紹介しました。冷蔵庫は家庭だけではなく、レストランやホテルなどの厨房で多く使われるものです。
料理をつくる人がなるべくストレスを感じず、急速冷却や冷凍ができる機能があれば多くのニーズに応えられるでしょう。こうした方に特化した、パナソニックのブラストチラー&フリーザーはおすすめです。
本記事が、パナソニックのブラストチラー&フリーザーについて詳しく知りたい方の参考になれば幸いです。
ブラストチラー&フリーザー/パナソニックの基本情報
会社名 | パナソニック ホールディングス株式会社 |
住所 | 〒571-8501 大阪府門真市大字門真1006番地 |
電話番号 | 06-6908-1121(大代表) |
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3Dフリーザー/株式会社コガサン
引用元:https://kogasun.com/3Dフリーザーは、世界初の特許技術による冷凍で食品の美味しさをキープしたまま保存できる点が食品業界で評価を得ています。
繊細な飾りつけや、従来では冷凍ができないと思われていた食品など、「冷凍ができれば叶うのに…」と販路拡大や大量生産を諦めていた食品事業者の方におすすめしたい急速冷凍機です。