CAS/株式会社アビー
限りなく生に近い状態を時を超えて再現
おすすめポイント
ポイント1 | 新しい技術を採用 |
ポイント2 | 凍結前のおいしさをそのまま再現 |
ポイント3 | 商圏の拡大にも役立つ |
冷凍可能な食材
CASは株式会社アビーが提供している、これまでの常識をくつがえす、まったく新しい理論体系から開発された組織を活かす技術で、急速冷凍機に取り付けることができる機器のことです。ここではそんなCASの特徴や導入するメリットについて詳しくご紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
CASの特徴①CASエンジンとは
株式会社アビーの急速冷凍技術であるCAS(セル・アライブ・システム)エンジンは、水の分子を管理して細胞組織を壊さず保つ技術です。まずはCASエンジンについて詳しくチェックしていきましょう。
凍結前の美味しさをキープ
CASエンジンは微弱電流を流し、食品や食材に含まれる水分子を均一状態に保つための機能です。これまでの急速冷凍では冷凍時に食品内部の水分子が膨張し細胞膜を破壊し、そこからドリップとして食材の旨味や栄養素などが流れ出てしまっていました。
その点CASは既存の急速冷凍機に取り付けることで、冷凍庫内に磁界を発生させ水分子の膨張を防ぎます。これにより細胞膜や細胞質の破壊を最小限まで抑えることができ、解凍しても凍結前と同じ「生」の状態に戻すことができるようになったのです。
香りまで封じ込めることが可能
CASによって完全制御された交流磁場空間に包まれ、急速凍結ができるCAS凍結システムでは食材や食品の香りまで封じ込めることが可能となっています。たとえば香りが命であるわさびはCASとの相性が抜群で、冷凍のまますり下ろすことで通常よりもさらにきめ細かなわさびを作ることができます。また低温保存によって1年を通じて安定した品質で取り扱うことができるので、食品のロス防止にも繋がります。
CASの特徴②CASを導入するメリット
CASはすでの多くの食品を扱う事業者や店舗で導入されており、信頼されている製品でもあります。ここではCASを導入することのメリットについて詳しくご紹介します。
商圏の拡大
農業や畜産、水産、酪農といった一次産業では、食材の鮮度が求められておりつねに時間との勝負でもあります。そのため商圏や販売できる場所が限られてしまうことも珍しくなく、そのせいで集客や売上アップを叶えられないと感じている方もいるでしょう。
そこでCASを導入することで、長期間にわたって品質を落とすことがなくなります。そのため新たな販路の開拓や確立ができ、これまでには叶えられなかった全国や世界規模へと商圏を拡大することも可能にしてくれます。
地域ブランドの確立
鮮度への課題が解決できることで、時間や距離に関係なくさまざまな場所で鮮度を活かした商品展開ができるようになるのもCASを導入する大きなメリットです。たとえば地域の特産品をブランドとして確立し商品開発を行いブランディングを行っていけば、都市部でも特産品で十分利益を得られるようになるでしょう。
また販売した商品が話題になれば産地の知名度もアップするので、町おこしなどにも繋がります。地元にいながら特産品を多くの方に知ってもらいたい、地域のことに興味を持ってほしいと思っている方もぜひCASの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
安定的な産業・組織へ
一次産業はすべて自然が相手であり収穫時期や生産量が不安定になってしまうという側面があります。しかしCASを導入すれば収穫に適した時期や大量に収穫できた時期に新鮮なままストックすることができるようになるので、生産の過不足を心配する必要はなくなります。
これにより安定的なビジネスを可能にし、生産側が出荷の調整をできるようにもなります。すると安定した利益を生み出せることになるので、雇用の安定も守ることが可能になるでしょう。
CASの特徴③幅広い分野への導入が可能
CASではこれまでの急速凍結では実現できなかった鮮度の長期保存が可能であるため、幅広い分野で活用することができます。ここでは各分野での導入メリットについて詳しくご紹介します。
漁業
漁業では生産者がCASを導入することで、通常は地場でしか味わうことができない希少性の高い魚やアシの早い魚を商品化することができます。また漁獲が多い時期に凍結しておくことで、価格の変動を抑制することもでき安定的に供給することも叶えてくれます。さらに鮮度を落とさずアニサキスなどの寄生虫を死滅させることができるので、消費者の不安を取り除くこともできるでしょう。
畜産業
CASでの凍結はドリップの流出や脂身の酸化、血合いの変化といった冷凍肉特有の問題を解決することができます。また価格の高い時期に鮮度と品質を保持した状態で商品を流通させることも叶うので、利益に繋がるでしょう。そして食肉加工メーカーにおいては、部位ごとに凍結させることで直接消費者に流通させることができるようになり、世界のマーケットへの拡大も可能にしてくれます。
農業
農業では収穫量によって価格の変動が起きやすく、規格外は廃棄処分となってしまうことが課題として挙げられます。そこでCASを導入すると、農産物が1番美味しい状態のときに収穫して保存しておくことができるので、時期を逃すことなく低価格で最高の素材を確保できるでしょう。販路が広がるため地場ならではの加工品の開発などをすれば、これまでにはない商圏の確立にも繋がるでしょう。
飲食店
飲食店においては仕入れた食材や作りたての料理をCAS凍結することで、安定的に保存ができ調理時の手間を大幅にカットすることができます。閑散期に仕込みを行い凍結しておくこともできるので、繁忙期の人的負担や人材不足なども補うことができるでしょう。また一括仕入れで仕入れの回数を減らし、時価に左右されない仕入れを叶えられるようにもなります。
まずは公式サイトをチェックしてみよう!
これまでにはない新しい技術で、限りなく生に近い状態での凍結や解凍ができるCASが気になったら、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。公式サイトにはCAS導入時の運用コストの試算なども掲載されているので、ぜひそちらも確認してください。
また購入前の凍結テストにも対応しており、本格的に導入を検討している方はお問合せフォームから依頼が可能です。ぜひCASを導入して、新しい保存や販売の仕方を見つけて商圏の拡大や集客アップに繋げましょう。
基本情報
冷凍タイプ | CASエンジン |
冷凍できる食材(例) | 魚/肉/野菜/果物/乳製品/果物/料理/飲料/菓子類など |
導入した主な業種 | スーパー/レストラン/医療施設など |
導入事例の掲載数 | 記載なし |
凍結スペック | 15 kg/h~ |
サイズ(小型) | W:1,150×D:1,240×H:1520 mm |
サイズ(大型) | W:2,300×D:1,450×H:2,125 mm |
オプション | 記載なし |
問い合わせ方法 | WEB |
会社情報 | 株式会社アビー 千葉県流山市おおたかの森東1-12-1 |
- ジャンルを問わない急速冷凍機
-
3Dフリーザー/株式会社コガサン
引用元:https://kogasun.com/3Dフリーザーは、世界初の特許技術による冷凍で食品の美味しさをキープしたまま保存できる点が食品業界で評価を得ています。
繊細な飾りつけや、従来では冷凍ができないと思われていた食品など、「冷凍ができれば叶うのに…」と販路拡大や大量生産を諦めていた食品事業者の方におすすめしたい急速冷凍機です。